(質問)
主人が、ある不動産屋に、投資目的で物件を数ヶ所紹介されたそうです。
知識がなく買った方が悪いのですが、例えば、家賃88000円で、購入額は2210万円で
す。別の不動産屋さんに利回りという言葉を聞き、計算したのですが0.04~だったよう
な、感じで。とても、高く買わされたのではないかと心配しています。このような例は
ありますでしょうか?よろしくお願い致します。
(回答)
利回りというのは、不動産投資の世界では分かりやすい指標です。
この利回り(たぶん粗利回り)を最重視するサラリーマン投資家も多いようですが、
この利回りはひとつの物差し(尺度)に過ぎないということをご理解下さい。
いろいろな観点から物差しをあてて、投資物件の適格性を判断するのが正しいのです
が・・・・。
あなたの場合、既に収益用不動産を買ってしまったのだから、とりあえず、1年間は様
子を見たら良いのではないかと思います。
購入した不動産が高かったのか安かったのかは、その不動産がどれだけ利益をもたらし
てくれたのかにかかっています。一概に利回りとはリンクしませんし、投資用不動産に
は相場もありません。
ご提案としては、まずその不動産を1年間運営することで実際に得た賃料総額や運営に
係わる費用を帳簿付けし(賃貸収入から得られる純収益(減価償却費を控除後)に課税
される税金などもキチント把握)、手元に残ったキャッシュが幾らなのかを把握して下
さい。
そうです、不動産投資とは経営と同じでなかなか大変なのです。
但し、別の目的(例えば相続税対策など)で購入したのであればマイナスになることで
特に問題はないことになります。
私が想定するように、収益を上げる目的として不動産を購入したのなら、キャッシュが
マイナスになれば、これを長期間保有することは決して得にはなりませんから、その
時、その不動産を売却するという結論に至るものと思います。
けれど、不動産は市場流通性が低い(株のように簡単には売れない)ということから直
ぐに買い手が現れるとは限りませんし、キャッシュが得られない収益用不動産に対して
http://www.professional-eye.com
0 件のコメント:
コメントを投稿